目次
引用元:http://交通事故解決.jp/
オービスの知識
masaです。
日頃から安全運転ご苦労様です。
そんな安全運転をされているあなたでも考え事をしていたり、急いでいたり、時にはドライブを楽しんだり。
気が付いたらいつの間にかスピードが出過ぎてしまっているなんてこともあるかもしれません。
今回はそんなスピードを取り締まる機械、「自動速度取締機」、通称「オービス」についてです。
「高速道路を走行していたら突然真っ赤に光った!」
オービスによって摘発された方は大体このように語ります。
それからスピードを落としても後の祭りです。
後日証拠の写真と出頭命令書が郵送され、罰則を科せられるのです。
そうならない様に日頃から制限速度を守ってオービスに警戒してください。
オービスの基礎知識
オービスは確実に回避できます!
なぜなら、オービスは自分の存在をドライバーに知らせているのです。
しかも1~3kmも手前から。
引用元:http://aeroplane.seesaa.net/
道路を走っているとこのような看板を目にしたことありませんか?
これを単なる警告と受け取っている人も多いようですが、これがオービスを回避するのに重要なものなのです。
この警告は「この先にオービスがあります」と言っているのです。
つまりこの看板を見たら減速し制限速度で走行すればオービスに取り締まられることはないのです。
ではなぜオービスは告知をしているのでしょうか?
それはプライバシーに関する裁判などを踏まえ、警視庁は道路使用車への事前告知なく写真を取る事が禁止されているからです。
一説によると、オービスで取り締まりを受けた男性がいて、奥さんが郵送された写真を見たら旦那さんのとなりに乗っていたのが女性(愛人)だったことで警察が訴えられたことがあったとかなかったとか。
まぁ、都市伝説かもしれませんが。
いずれにしろ、現在は道路使用車、つまりドライバーに必ず告知を行っています。
この看板を見落とさないことがオービスの取締りから逃れる方法となります。
もし見逃した方の為にオービスがどのような機械なのかご紹介しましょう。
それらの機械を見たら迷わず減速です!
オービスの種類
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それでは全国各地の道路に設置されている現役のオービスの種類についてご紹介しましょう。
レーダー式
引用元:http://www.geocities.co.jp/
最も古いオービスがこのレーダー式です。
このいかにも怪しい白い箱を道路脇で目にしたことがあるはずです。
オービスと言ったらこれ!と言ってもいいほどの有名なオービスです。
速度を検知するレーダーを照射し速度違反車を感知します。
速度違反が感知されると道路脇に設置されたカメラで撮影され摘発されるという仕組みです。
ループコイル式
引用元:http://www.geocities.co.jp/
こちらもレーダー式と同様に有名機です。
主に片側2車線以上の複数車線を持つ道路に採用されています。
こちらはレーダー式と違いループコイルという磁場を発する装置を道路に埋めています。
その磁場の上を車が通過する際に磁場から発生する磁界より速度を正確に測定します。
そして違反車両を上部に設置されたカメラが撮影をするという仕組みです。
レーダー式と比べより精度が上がっているうえに、複数車両が連なって通行しても比較的正確に違反車両を特定することが可能です。
また、赤外線を搭載したデジタルカメラを採用しているのでフィルム切れがなく、24時間体制で稼働しています。
Hシステム
引用元:http://radiolife.com/
白い四角いものが特徴的なオービスです。
その特徴的な形から、通称「はんぺん」と呼ばれています。
「豆腐」と呼んでいるところもあるそうです。
国道などの幹線道路に昔から採用されているタイプです。
上部に設置された白い器具が通過する車の速度を計測し、脇に設置されたカメラが違反車両を撮影する仕組みです。
こちらもループコイル式と同様にデジタルカメラを採用しているのでフィルム切れがなく、365日24時間体制で監視しています。
新Hシステム
引用元:http://www.geocities.co.jp/
新たな速度違反取締機が新Hシステム式です。
「新」という言葉が物語っているように従来のHシステムから大幅な改良が施されています。
従来のHシステムでは、特殊なレーダー波を発して取り締まっていました。
そのため車両に「レーダー」、いわゆるレーダー探知機が取り付けてある場合Hシステムのレーダーを感知してドライバーに警告を促しHシステムの存在を知らせることが出来たのです。
ところがこの新Hシステムはレーダー波を不定期で、しかも照射時間もごく短時間で違反車両を感知できるようになりました。
それにより車両に取り付けられている「レーダー」での感知が出来なくなったのです。
感知したとしても感知した時にはもう測定されてしまっています。
レーダー探知機に探知されないレーダー波オービスに進化したというわけです。
当然ながらこちらもデジタルカメラで常時撮影される仕組みになっています。
LHシステム
引用元:http://www.geocities.co.jp/
最強のオービスが登場です。
LHシステムはループコイル式のHシステムです。
速度検知に使用される機器がレーダー波の代わりにループコイル式に変更されています。
これにより一切レーダー波を発しない為「レーダー」に反応しない上、非常に正確に速度検知を行う事が出来ます。
また、ループコイルなので、複数台車両が連なっていても、全ての車両の速度を計測する事が出来るのです。
まさに最新式のオービスです。
しかしそんなオービスも鬼ではありません。
LHシステムの特徴として事前に電光掲示板などによる警告があるので、警告を目にしたら減速あるのみです!
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移動式オービス
引用元:http://carcast.jp/13107
読んで字のごとく移動するオービスです。
オービスと言っても1BOXタイプのワゴン車などに速度計測装置とカメラが搭載されたものです。
その1BOXはたいてい地味なものばかりで気を抜いていたら全く気付かないかもしれません。
リアガラスが真っ黒な地味な1BOXが道の脇寄せて止まっていたら減速した方がいいかもしれません。
特徴としてカメラようの不可思議な「穴」がテールゲートに設けてあるものが多いのでお尻をこちらに向けて止まっている1BOXには要注意です。
また良く見ると車が動かない様に突っ張り棒のようなもので設置してあるので注意深く見れば見破る事も可能です。
光電管式オービス
引用元:http://www.shop-alphaprogress.com/
レーダー探知機の対策から開発、導入が進められている最新式のオービスの1つがこの光電管式オービスです。
道路を挟むように設置されるこのオービスは、特殊な光を使用し通過する車の速度を正確に測定することが出来ます。
光を採用している為、「レーダー」には感知する事はできません。
もう一つの特徴は機器が小型な為どこにでも設置可能な事です。
最近のレーダーも進歩し、GPSで予めオービスの位置を記憶させ警告をしますが、このオービスは移動出来るため「レーダー」がまったく当てにならないのです。
まさに神出鬼没!
とはいえ、この装置は主に「ねずみ取り」で活用されているので、注意して見ていれば確認できます。
道路わきに赤いパイロンや陰に潜んでいる警官らしき人物が確認出来たら直ちに減速し制限速度を死守してください。
移動式中型/小型オービス
引用元:http://blog.goo.ne.jp/8833jp/
2014年より、首都圏にて試験的な導入が開始された最新式のオービスです。
このオービスは幹線道路などの主要道路ではなく、いわゆる「ソーン30」と呼ばれる、市街地などの生活圏で用意られている道路の制限速度を一律時速30km程度に抑えた特定エリアに率先して導入されています。
このオービスは車やバイクだけではなく、自転車や歩行者への警告が行われるなど、最新式ならではの機能が搭載されています。
とても厄介なのはこのオービスの場合、事前の告知が殆どないということです。
ですので、事前の検知が大変難しいです。
今のところ「ゾーン30」などの低速な生活道路での導入となっているので、時速20~30kmという制限速度道路の通行には注意が必要です。
何kmオーバーで撮影される?
引用元:http://gtavphoto.blog.jp/
オービスは何キロ超過で撮影するのでしょうか?
実はオービスが撮影を開始する具体的なスピードは一切公表されていません。
ですので、「何キロまで大丈夫!」を知る術はありません。
しかし、現在までにオービスで摘発を受けた違反者の声を総合すると、
高速道路の場合は30km/h超過
一般道の場合は20km/h超過
でオービスが反応しているようです。
これはあくまでも仮説に過ぎません。
冒頭にもお伝えしましたが、1km/hでも超過したらスピード違反と言われても文句は言えませんので制限速度を守って運転するようにしましょう。
まとめ
引用元:http://www.fixabay.com/
いかがでしたか?
オービスは365日24時間体制で速度違反者を取り締まっています。
道が空いているから、急いでいるからと言って制限速度を守らず走行すると思わぬところで摘発されるかもしれません。
そうならないためにも警告や制限速度の看板を注意深く確認しましょう。
オービスの基礎知識として、
●オービスの手前には事前の告知がある
オービスの種類は
●レーダー式
●ループコイル式
●Hシステム
●LHシステム
●移動式オービス
●光電管式オービス
●移動式小型オービス
でした。
オービスが作動するであろう超過速度は
●高速道路で30km/h超過
●一般道では20km/h超過
以上を踏まえて運転すれば劇的にオービスのお世話になることは減ると思います。
何度も言いますが、速度超過は事故に繋がります。
制限速度は守って今日も安全に運転しましょう。
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