http://novus-iwaki.way-nifty.com/maru/より。
突然襲ってくる小悪魔
masaです。
先日、高速道路を走行中に突然「バチン!!」と目が覚めるようながしたかと思ったらフロントガラスにヒビが入っていました。
そう、「飛び石」を食らいました!!(涙)
そのヒビを見るたびに心の底から溢れるモヤモヤ感!
誰にも当たれない怒りがこみ上げてきます。
私と同じ経験をされた方ならわかってくれると思います。
今回はこんな嫌な「飛び石」についてご紹介したいと思います。
「飛び石」はどこからくるの?
http://www.arita-ikeda.co.jp/より。
やはり「飛び石」被害が最も発生する場所と言えば、高速道路でしょう。
高速道路では規制がない限り、ほとんどの車両が高速(60km/h以上)で走行しています。
そんな高速走行車両に小さな石でも当たればその衝撃は物を破壊できる力になるのです。
そしてその「小さな石」は勝手には宙に浮いたり襲って来たりしません。
一般的には前を走っている車のタイヤが巻き上げたり、タイヤの溝に挟まっていた石が取れたり、路肩の清掃車が巻き上げたりといったところでしょうか。
そしてたまたまそこを通過し接触してしまうというわけです。
特に前にトラックなどが走行しているときは要注意です。
工事現場などで付着した石が飛んでくる可能性が高いからです。
ですので、十分な車間距離を保って走行しましょう。
ちなみに私は路肩の清掃車が巻き上げたと思われる石でフロントガラスにヒビが入ってしまいました。
一般道でも飛び石によりフロントガラスに損傷を負ったケースがありますので、一般道だからと言って安心はできません。
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石を巻き上げた車に責任はある?
http://www.classicandsportscar.jp/より。
飛び石を受けてフロントガラスに損傷を負った場合、前走車を止めて「弁償しろ!」と言いたい気持ちはわかりますが。。。。。
正直これは出来ません!
出来ないというより、立証がまず不可能と言った方が正しいです。
なぜなら修理代を払わせるには加害者を特定し、さらに加害者の「過失」や「故意」を立証しなければならないのです。
つまり、飛んできた石を見つけて石が間違いなくその車から飛んできたものなのかの立証を行わなければなりません。
また、意図的に石を投げる、砂利道とわかっていてタイヤを空転させる(石を巻き上げる)などの「故意」も立証しなければなりません。
正直どちらも立証する事は難しいです。
基本的に「飛び石」は自己負担で修理するほかありません。
ですので、明らかな「過失」(積載していたものが飛んできたなどの立証)がなければ車を止めて賠償請求しても請求できないケースが殆どです。
飛び石傷の程度を確認する
飛び石によりフロントガラスへ損傷受けた程度によって対処は2通りです。
1つは修理です。
http://車のエクボ直し.netより。
比較的浅く、大きくない傷であれば、部分修復で大丈夫です。
完全になくなることはありませんが、かなり目立たなくなり、そこから傷が大きくなることもほぼありません。
修理費は2~3万円くらいでしょう。
2つ目は交換です。
http://members.jcom.home.ne.jp/より。
比較的深く、範囲の大きい傷は修復不可能です。
100円玉より大きい傷やヒビの場合はまず交換と思ってもらった方がいいでしょう。
一般的にフロントガラス交換は5万円以上、車種によっては20万円ほどの費用がかかります。
決して安くはありませんよね。
しかし、修理費が高いからと言って修理をしないのは危険です!
最初は小さなヒビでもだんだんとヒビは大きくなっていきます。
特に日中の寒暖の差が激しい季節などでは突然・・・・・・
http://kotobapower.com/post-48-48より。
こんな風に粉々に割れてしまうこともあります。
最低でもそれ以上傷が広がらないように応急処置などを必ず行うようにしてください。
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保険で修理可能?
http://jidosha-insurance.com/より。
車両保険に加入してあればかなりの確率で保険で修理が出来ます!
任意保険にご加入の方は今一度保険の補償内容をご確認ください。
飛び石は飛来物になるので、一般条件(フルカバー)でなくても大丈夫なケースが多いです。
保険会社によって補償内容が違うので一度確認を行ってください。
契約内容などによっては免責(自己負担)がある場合もあります。
免責0-10の場合、契約期間中1回目の保険金請求は免責0円ですが、2回目であれば10万円。
免責5-10の場合は、1回目の保険金請求は免責5万円で、2回目であれば10万円という風になります。
全額出る出ないなど詳しくは保険会社に相談しましょう。
保険で修理をすると保険の等級が下がってしまいます。
※等級が高いほど保険の割引率が高くなります。(最高20等級)
ですので、修理金額によっては保険を使用した方が高くつくこともあるので必ず保険会社に保険使用後の金額も相談してください。
安易に保険があるからと言って保険を使用せず、一番良い方法を検討して修理に着工しましょう。
まとめ
飛び石への対処法はご理解いただけましたか?
「飛び石をくらわない」というのが一番いいのですが、こればっかりはなかなか防ぎようがありません。
飛び石が飛んでくる可能性がある場面は、
●車間距離が狭いとき
●大型車の後ろや追い越しのとき
●清掃車がいるとき
ということですね。
車間距離を空ける、スピードを落とすといった対処法が予防になります。
飛び石を受けてしまった場合は、
●傷の程度を把握する
●修理方法を検討する
●最低でも応急処置をする
●保険の内容を確認する
です。
飛び石は相手に弁償してもらうことはできません。
修理可能か交換しかないのかを見極めましょう。
傷の程度が解らなければディーラーや修理工場に相談しましょう。
決して「放置」はやめて下さい。
そして、保険の内容を確認し、保険が適用可能なのであれば、有効的に活用しましょう。
飛び石による損害は泣き寝入りするしかありませんので、あなたも飛び石被害に合われない様気を付けてください。
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