masaです。
「クラッシャー上司」と言う言葉は聞いた事ありますか?
クラッシャー上司とは、部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを意味する言葉です。
このクラッシャー上司には「自分は善である」という確信があり、他人への共感性は決定的に欠如している、精神的に未熟な「デキるやつ」と言われています。
昨今、こういったクラッシャー上司が増えて行っていると指摘されているのです。
あなたは上司が好きですか?
もしあなたが上司を嫌いなのであれば、もしかしたらあなたの上司がクラッシャー上司だからかもしれません。
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クラッシャー上司の実態
ネチネチ論理的に責める男
普段は優しい出来る上司なのに、失敗するとネチネチ理論的に攻める上司。
声を荒げることなく1~10まで細かく質問され、駄目だしされます。
なんでこうやったの?
どう思ってそれをやったのか聞かせて。
言ったよね。こうやってって。
なんで出来ないの?理由を聞かせて。
感情論なんかいらない。理論的に説明して。
たちが悪いのは、クラッシャー上司はこれを良かれと思ってやっていることです。
ネチネチと理詰めされる毎日。
そうやって優秀な人材が潰れていくのです。
部下が憔悴しきっていることに気づかない鈍感男
いつも元気な兄貴肌の上司だが、自分が基準の自己中上司。
自分の物差しで物事を見てしまいがちな上司なので、周りのペースは目に入ってきません。
期待をかけた部下に良かれと思って仕事を任せるがあまり、部下が憔悴しきっていることにも気づかないのです。
あれもこれも任されてた部下はたまったものではありませんよね。
大丈夫、お前なら出来る!
食欲ない時ほど食べて体力付けないと!
残業するなら俺も付き合おう!
鈍感な上司はずっと部下につきっきりで部下の時間を奪い続けるのです。
そしてとうとう体を壊した部下に、「やっぱ最近の若い奴はダメだなぁ」と言ってしまうのです。
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褒める事ができない男
バリバリ数字を上げる優秀な上司だが、部下を一切褒めない上司。
同じトーンで、矢継ぎ早に、次から次へと言葉を繰り出します。
表情ひとつ変えず、三十分でも一時間でも質問と要求を投げ続けるのです。
指示したことをやって当たり前。
なんで出来ないんだ。
言ったこと以上の事をするのは当然。
そんなの当たり前だろ!
そう、このクラッシャー上司は、人を褒めるという行為ができない、マイナス部分の指摘ばかりで、他者のプラス部分を見ない上司なのです。
指示通りしなければ怒られ、認めてもらおうとそれ以上の結果を出しても知らん顔。
多くの人は、仕事で褒められ評価されたいという「承認欲求」があります。
だからこそ、やるべきことを頑張ることができますよね。
しかし、このクラッシャー上司には部下の「成功して嬉しい」という気持ちに共感する力が欠けていて、部下を上手に褒めることが出来ない上司なのです。
まとめ
いかがでしたか?
ここで挙げた例はほんの一握りのクラッシャー上司です。
あなたの職場の上司はどうですか?
もし心当たりがあるのであれば、どんなタイプのクラッシャー上司でしょうか?
もう一度言いますが、クラッシャー上司は、「自分は善である」という確信があり、他人への共感性は決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」です。
決して彼らはいじめているわけではありませんし、良かれと思って言っているのです。
だからこそ、たちが悪いわけです。
上司の指示には従わないといけませんが、時には右から左に受け流すことも必要なのかもしれませんね。
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