Audi TT 1.8 TFSIと2.0 TFSIを試乗インプレ!乗り比べてわかる違いとは?

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masaです。

今回は私の大好きな車のひとつでもあるAudi TTをご紹介します。

Audi TTはAudiの代名詞と言っても過言ではない車種のひとつですよね。

そんなAudi TTですが、現在のラインアップは、

Audi TT 1.8 TFSI

Audi TT 2.0 TFSI quattro

Audi TT Roadstar 2.0 TFSI quattro

Auid TTS

となっています。

特にAudi TT 1.8 TFSIとAudi TT2.0TFSI quattroは何がそんなに違うの?と思われているようですね。

ということで今回は、Audi TTの主力であるAudi TT 1.8 TFSIとAudi TT 2.0 TFSI quattroを乗り比べインプレッションをお届けしたいと思います。

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Audi TT 1.8 TFISI

車両本体価格 ¥4,690,000

駆動方式 フロントドライブ(FWD)

エンジン型式CJS

1,798cc直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボチャージャー

最高出力 180PS/5,100-6,200rpm

最大トルク 250Nm/1,250-5,000rpm

トランスミッション 7速Sトロニック

Audi TT 1.8 TFSI エクステリア

TT1引用元:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

アルミホイールは5アームデザインの17インチ。

ヘッドライトはバイキセノンヘッドライトが標準装備です。

マトリクスLEDヘッドライトがオプションで¥310,000で設定可能となっています。

TT2引用元:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

リアテールライトはLEDとなっていますが、Audiのトレンドであるダイナミックインディケーター(流れるウインカー)は付いていません。

オプション設定であるマトリクスLEDヘッドライトを装着すれば、ダイナミックインディケーター付きのリアテールライトに変更できます。

Audi TT 1.8 TFSI 試乗インプレッション

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まずはエンジン音から、Audi TT 1.8 TFSIのエンジン音は、いかにもスポーツカーっていう音ではありません。

もしかすると拍子抜けする人がいるのではないかというくらい静かです。

エンジン音はちょっと物足りないと思うかもしれませんが、エンジン自体のトルクは250Nmと2.5リッタークラスのエンジンとほぼ同等の加速力を誇り、0-100km/hのタイムは7.2秒とまずまずのスペックです。

実際に街乗りでは、7速のSトロニックとの相性も合っていて、必要にして十分な加速力を発揮します。

ロープレッシャーターボのおかげで、下から上まで気持ちよく吹け上がるエンジンは非常にコントロールしやすいですね。

扱いづらい大パワーというわけではないので、非常に扱いやすく、気持ちよくアクセルを踏めるといった印象です。

Audi TT 1.8 TFSIは低速コーナーの続くワインディングロードなどドライブすると楽しいでしょうね。

踏み込んでいくと直列4気筒エンジンのスポーティーな音が車内に響き渡りはじめます。

やはりスポーツカーは気持ちのいいエンジン音が必要ですね。

エンジン音といえば、Audi TTにはすべてのグレードでAudiドライブセレクトが標準装備となっています。

Audiドライブセレクトとは、ボタン操作ひとつで走行状況や好みに合わせて走行特性を選べる機能です。

パワーステアリングのアシスト量、エンジン、ギアチェンジ特性を「エフェシエンシー(効率)」「コンフォート(快適)」「ダイナミック(動的)」「Auto(自動)」「インディビジュアル(個別)」の各モードに設定する事が出来ます。

ここでは迷わず、ドライブセレクトで「ダイナミック」に設定。

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すると、アイドリング中のエンジン音が「ブー」という音から「ボー」という音に変化します。

これは、マフラー内にフラップが設けられていて、ダイナミックモードやアクセルを思いっきり踏み込んだときなどにフラップを開けて、排気音をスポーティーにするというギミックです。

エンジン音が変われば俄然やる気になりますよね。(笑)

それに加えて、ステアリングが少しだけ重たくなり、トランスミッションの設定も4,000rpm位まで引っ張ってギアチェンジするスポーツモードへと切り替わります。

この「ダイナミック」にするとAudi TT 1.8TFSIのスポーツカーらしさが一気に解放される感じを受けます。

気持ちよく回るエンジンと引っ張ってシフトアップするギアがなんとも言えない高揚感を与えてくれます。

減速時には自動でブリッピング行ないシフトダウンするので、まるで運転が上手くなった錯覚を起こすようなドライビングフィーリングを味わうことができますよ。

FWDなのでトラクションのかかりを心配する方がいらっしゃるかもしれませんが、心配ご無用!

ドライコンディションであればまったくホイルスピンすることなくスタートダッシュすることが出来ますし、もちろんコーナリングも意のままにこなせます。

Audi TTはフロントのマクファーソンストラット式サスペンションが走行安定性と高いロードホールディングを、そして、リアの4リンク式サスペンションが俊敏なハンドリングと走行安定性と快適な乗り心地を実現しています。

ですので、乗り心地はとてもスポーツカーと思えないくらいマイルドなんですが、道路をしっかりと捉えたスポーティーな走りにも対応しているのです。

この手の車にありがちな、ガタガタする乗り心地とは違い、適度にしなやかで、しっかりとした足回りなので限界値も相当高いです。

見た目良し、加速良し、価格良しととてもバランスが取れたグレードではないでしょうか。

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Audi TT 2.0 TFSI quattro

車両本体価格 ¥5,890,000

駆動方式 quattro(4WD)

エンジン型式CHH

1,984cc直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボチャージャー

最高出力 230PS/4,500-6,200rpm

最大トルク 370Nm/1,600-4,300rpm

トランスミッション 6速Sトロニック

Audi TT 2.0 TFSI quattro エクステリア

TT3引用元:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

アルミホイールは5ツインスポークデザインの18インチ

Audi TT 1.8 TFSIでは設定がなかったフルLEDヘッドライトが標準装備となっています。

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このLEDヘッドライトのデザインが非常にかっこいいです。

Audi TT 2.0 TFSI quattroのグリルには「quattro」のエンブレムがあります。

TT4引用元:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

リアテールライトもLEDとなっており、Audi TT 2.0 TFSI quattroではダイナミックインディケーター(流れるウインカー)が標準装備となります。

リアにも「quattro」のエンブレムが確認する事ができます。

Audi TT 2.0 TFSI quattro 試乗インプレッション

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満を持してイグニッションをON、エンジンがかかった瞬間にエンジン音の違いがでます。

Audi TT 1.8 TFSIは静かに立ち上がるのに対して、Audi TT 2.0 TFSIはまさにスポーツカーらしいエンジン音がこだまします。

まさに2リッターのターボエンジンというやる気にさせる音です。

アクセルを少し踏むだけでAudi TT1.8TFSIと違う力強さを感じることができます。

「あっ、この車速い」と本能的に悟ることが出来るのです。

アクセル全開にすると、体が置いていかれそうな加速をし、あっという間に制限速度に達します。

それもそのはず、この2リッターエンジンは3.7リッターのエンジン相当のトルクを発生させる超優れものです。

正直、街中では持て余すパワーと加速力を存分に使えるところはないのではないかと思えるぐらい素晴らしいパフォーマンスを秘めています。

そして、なんといってもquattroのいい仕事をしている!

最初は一瞬前に引っ張られたあとに、トラクションが後ろにかかるり、押し出されるようにして猛烈に加速していきます。

Audi TT 2.0 TFSI quattroの4WDシステムは電子制御式の多板クラッチのフルタイム4WDでFFベースとなっています。

基本的にはフロントドライブの設定になっていて、前輪が滑ると同時に後輪へトラクションを移動していくのです。

ですので、理論上ですが、フロント100:リア0からフロント0:リア100が可能なシステムになっています。

路面に接地している以上、トラクションが完全に0になることはありませんが、瞬時にトラクションを移行できるとても優秀な4WDシステムであると思ってください。

このquattroのおかげでコーナリングはまさに「オン・ザ・レール」感覚です。

ラインを外す気がしません。

それだけ狙ったラインを安全に、かつ、速く走行することが可能です。

そして230PSという大パワーでも、まったくホイルスピンすることなくロケットスタートが可能です。

コーナリング良し、トラクション良し、quattroは本当に反則級に素晴らしいシステムです。

こちらでも、ドライブセレクトで「ダイナミック」を選択!

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選択と同時に、大口径のマフラーに交換したのかと思うほど排気音が劇的に変わります!

思わず「おおっ」と声が出てしまうくらい完全に音が変わります。

アクセルを踏み込むと「フォーン」という気持ちの良いエキゾーストノートが室内に響き渡り、ギアのシフトアップ時に「ボッ」っというバックファイアーみたいな音がします。

なぜこのような音がするかは定かではありませんが、とにかくスーパーカーに乗っているような優越感がありますよ。

「フォーン」「ボッ」、「フォーン」「ボッ」と胸のすくようなエキゾーストサウンドに酔いしれながら、どこまででもアクセルを踏み続けたくなる気持ちを抑えるのが大変です。(笑)

また、Audi TT 1.8 TFSI同様に、ブリッピングを行いシフトダウンする音がまた最高にしびれます。

Audi TT 1.8 TFSIと比較しても全然エキゾースト音が大きいので、もう気分はレーサーです。

ちなみに、Audi TT 2.0 TFSI quattroの0-100km/hのタイムは5.6秒。

Audi TT 1.8 TFSIでは決して得ることのできない加速が高揚感を与えてくれます。

本当に気持ちよく加速していきます。

乗り心地はAudi TT 2.0 TFSI quattroもマイルドでありながらガッチリとした設定になっています。

Audi TT 1.8 TFSIとの乗り心地の大きな違いはやはりquattro(4WD)の絶大な安定感と走破性ですね。

まさに路面に吸い付いている感じがステアリングとシートを介して伝わってきます。

とにかく「限界値が高い」これに尽きます。

ドライコンディションだけではなく、ウエットコンディションでも2リッター230PSエンジンの誇る最大のパフォーマンスを引き出せるポテンシャルを持っていることが実感できます。

まとめ

いかがでしたか?

Audi TT 1.8 TFSIとAudi TT 2.0 TFSI quattroのエンジン排気量はたった200ccしか違いません。

しかし、その「たった200cc」が大きな差を生んでいることは間違いありません。

とにかくAudi TTのデザインが好きという方はAudi TT 1.8 TFSIでもまったく問題ないと思います。

むしろ、たった1800ccでこんなに早いの?と思うくらいのスペックかもしれません。

エクステリアもホイールやヘッドライト、それから、「quattro」エンブレムの有無などAudi TT 1.8 TFSIとAudi TT 2.0 TFSI quattroの違いもありますが、知らない人から見れば、間違いなくどちらも一緒に見えるでしょう。

しかし、予算が許すのであれば、ぜひAudi TT 2.0 TFSI quattroを選んでください。

Audiが誇る2リッター直噴ターボエンジン+quattroのポテンシャルの高さにきっと驚愕することでしょう。

圧倒的な加速力、テンションを上げてくれるエキゾーストノート、quattroの走破性、これはAudi TT 1.8 TFSIでは決して味わえない魅力です。

Audiが世界に誇るリアルスポーツカーAudi TTはやはり素晴らしい車です。

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masaprocess
About masaprocess 81 Articles
1980年生まれ。公立高校を卒業後、単身アメリカへ留学。コミュニティーカレッジにて経営学を先行し、卒業。帰国後、2006年、某国産新車営業職に従順。売れない営業マンというレッテルを張られあきらめず頑張った2年間の末、「商談の基礎」を構築。それを基に飛躍的に成績を伸ばすことに成功。2013年、更なる高みを目指し、某高級輸入車新車営業に転職。2016年、現在も精力的に活躍中。自称:売れなかった営業マン。

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